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急性心膜炎と胸痛の関係は?

 

急性心膜炎の症状として代表的なものが「胸痛」です。
心膜が炎症を起こしている状態のため、胸または胸の付近に強い痛み、鈍痛などがあらわれます。

 

胸の痛みに付随して、呼吸艱難、息苦しさなども特徴のひとつです。
さらに、急性心膜炎の特徴として、仰向けで寝ると症状が強くなり(息苦しい、咳が強くなるなど)、座っている状態では症状が軽減する傾向があります。

 

同じような症状が出ている場合は、急性心膜炎の疑いもあるため、早急に病院で診察・診断を受けることが大切です。

 

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急性心膜炎であらわれる胸痛以外の症状

 

胸痛があらわれるのが特徴の急性心膜炎ですが、他にも様々な症状がみられます。
特に、ウイルス性(ウイルス・細菌感染)の場合は、風邪に似た症状がみられ、発熱などもおこります。

 

原因不明の特発性心膜炎では、症状が急に出ることが多く、上気道感染症(咳、のどの痛みなど)が起こります。
風邪の場合は、放置していても自然治癒することがほとんどですが、心膜炎を発症している場合は、症状の再発や胸膜炎を合併し、時には亡くなるケースもあります。

 

 

胸痛以外の自覚症状

 

  • 肩から胸にかけての痛み
  • 首から胸にかけての痛み
  • 呼吸困難
  • 呼吸が浅くなる
  • 声がかすれる
  • 嚥下障害(飲み込む時の違和感)
  • 発熱
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 倦怠感(体のだるさ)
  • 発汗

 

痛みだけではなく、声のかすれや発熱、体重減少なども急性心膜炎でおこる症状のひとつとなっています。

 

 

急性心膜炎の治療

 

急性心膜炎の治療は、入院治療が一般的であり、症状がなくなるまでは安静にしておく必要があります。
ウイルス・細菌感染が原因の場合はそのウイルスに対応した薬物療法が行われます。

 

原因となるウイルス・細菌に対する治療が行われる一方で、消炎鎮痛剤などを使い炎症の治療も同時に行われます。
滲出液が出ている滲出性急性心膜炎の場合は、心タンポナーデを起こして急変する可能性もあるため、早急な対処が必要です。

 

滲出液を体外に排出する心臓ドレナージを行う必要があります。
風邪だと思っていても、心臓にウイルス・細菌が入り込んで急性心膜炎になってしまうこともあるので、たとえ風邪だとしてもしっかりと治療をすることが大切であり、予防にもつながります。

 

急性心膜炎は再発しやすいことが分かっており、急性心膜炎の既往歴がある人の場合は、定期的な経過観察を行うことが大切です。

 

 

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  1. 急性心膜炎の原因や隠された病気とは!?

 

 

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