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急性心膜炎とは?

 

急性心膜炎とは、心臓を覆っている膜(心膜)が炎症を起こしている病気のことです。
滲出性と非滲出性の2つに分類されており、炎症が起こったことで、滲出液が出ているものを、「滲出性急性心膜炎」、滲出液がみられないものを「非滲出性急性心膜炎」とよびます。

 

滲出液性急性心膜炎では、滲出液が心臓と心膜の間に溜まり、心臓の動きを阻害する心タンポナーデを起こして、命に関わることもあるため早急な対処が必要です。

 

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急性心膜炎の原因

 

急性心膜炎の原因には、様々ありますが最も多いのがウイルス感染です。
しかし、ウイルスに感染する原因までははっきりと解明されていません。

 

急性心膜炎の原因となるウイルス・細菌

 

  1. コクサッキーB群ウイルス
  2. 結核菌
  3. ブドウ球菌
  4. 肺炎球菌
  5. 連鎖球菌
  6. 真菌

 

特殊なウイルス・細菌感染ではなく、風邪などから心膜にウイルスが感染して急性心膜炎を引き起こすことが多くなっています。
そのため、急性心膜炎の初期症状では、風邪に似た症状もみられます。

 

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ウイルス・細菌感染以外が原因の急性心膜炎

 

原因が分からない特発性に分類される急性心膜炎の他、下記が原因になっているものもあります。

 

  1. 全身性エリテマトーデス
  2. リウマチ熱
  3. 甲状腺機能低下症
  4. 尿毒症
  5. 急性心筋梗塞
  6. がん(肺がん、卵巣がん、乳がん、悪性リンパ腫など)

 

全身性エリテマトーデスやリウマチ熱などの膠原病(自己免疫疾患)、がんなどの悪性新生物や急性心筋梗塞から急性心膜炎を発症することもあります。

 

 

病気の裏に隠れた急性心膜炎とは?

 

ウイルス・細菌感染が原因となることが多い急性心膜炎ですが、その多くは風邪と似た症状が出ています。
風邪のような症状や、呼吸をするときの胸の痛みがある場合は、その裏に急性心膜炎が隠れている可能性も否定できません。

 

心臓の手術や分娩、抜歯後の細菌感染が原因になることもあるので、このような後に胸の痛みや呼吸時の痛みが出る場合は、早めに医師に相談することが大切です。

 

また、急性心膜炎の症状の特徴として、仰向けで寝た場合に呼吸が苦しい、咳がひどくなるということがあります。
逆に、座っている状態では症状が落ち着くという傾向がみられます。

 

放置しておくと、重症化してに命に関わることもあるので早急に対処するようにしましょう。
急性心膜炎の原因にもなっている「膠原病(自己免疫疾患)」「がん(悪性新生物)」「甲状腺機能低下症」「尿毒症」など、他の疾患で治療を受けている人は、リスクが高いため注意が必要です。

 

 

急性心膜炎に関する記事
  1. 急性心膜炎と胸痛の関係は?

 

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